とびらプロジェクトの事業者募集パンフレットを発送しました。
まだまだこれからですが、とりあえず何らかの反応がある事を願っています。 今回は北海道、東北地方の観光牧場を中心に草原の大きなトビラを使ってお店などしませんかと呼びかけています。 #
by shinichi-log
| 2010-01-18 03:28
| daily
先日大山崎山荘美術館で開催中の「睡蓮池のほとりにて モネと須田悦弘、伊藤存」を見に行った。
小規模ながら、美術館独自のコンテクストをうまく取り込んだ好企画だったように思う。特に伊藤存の作品は、昨年東京で観た作品に引き続き、非常にすばらしくみごたえもあった。今回始めて伊藤のスケッチなるものをみたが、極めて限定的な輪郭線、そこで起こってる事の流れのようなものを捉えようとしているように感じられ、そこから刺繍の作品のイメージの紡がれ方が連続的に捉えることができた。 先ほど美術館のコンテクストをと書いたが、それは以下の点において確認できる。 まず、伊藤の作品は単体ではなく、所蔵されているバーナードリーチやルーシーリーらの陶芸と一緒に展示されており、中にはインスタレーション的に配置されているものも存在していた。興味深いのは、刺繍も一種の工芸的表現であり、また後で述べる須田の木彫も純粋なアート表現というよりかは本来は工芸という文脈で語られる作品であることからも、工芸的な表現の射程というものを考えさせられることになる。 須田の作品は今回は、廊下などにさりげなく展示されるというよりかは、安藤忠雄の新館のモネの睡蓮の連作とが飾られている部屋の中央のスペースにちゃんと展示されている。こちらは、明確にモネの睡蓮との照応関係にあり、須田独自のハイパーリアルな木彫で睡蓮が作られている。モチーフを共にしてはいるが、むしろ、それゆえに際立っているのは両者の表現の違いだ。ともに刻々と変化する時間をある点でとどめているが、モネの中にはそれでもなお時間の重層性のようなものが見て取れるが、須田の方にはその感覚は皆無である。なんというか、写真でいえば、シャッター速度を1秒程でとったのと、超高速撮影したものとの違いのような。それは、おそらく2人の作家の世界に対する認識の、そして表現の違いであり、その対比が面白い。ちなみに、伊藤の作品は、美術館の庭の睡蓮を含むスケッチを重ねる中から生み出されている点で、睡蓮というコンテクストを共有しているが、須田のそれより幾分モネの表現に近いように感じる。そういう風に、3人の作家が相互に関係づけられて提示されることで、個別の表現が浮かび上がって来るという効果を生み出している。 ちなみに、美術館で購入できるパンフレットには、小説家福永信が作品から言葉を紡いだテキストが掲載されているのであわせて楽しむと言いかもしれない。さらなる重層的な関係性が見いだせるかもしれないから。 #
by shinichi-log
| 2010-01-14 03:33
| review
3月に新しくカフェをはじめるかたがお店のロゴ、ホームページのデザインを募集しています。
賞金もでるコンペ形式なので、興味がある方はふるってご参加ください。 エポケカフェ店舗ロゴグラフィックコンペティション エポケカフェ *募集期間 2010年1月31日締切 *提出物 1、ロゴデザイン * ひらがな、カタカナ、アルファベットのいずれかを各自で選択する事 * 併記も可 2、websiteのトップページ画像 ・店の名前 ・住所(京都市北区平野八丁柳町70 リージェンシーコート平野 地下1階) ・地図(基本情報参照、平野神社、北野白梅町駅との関係がわかる事。) ・電話番号(075-○○○-○○○○) ・websiteアドレス(http://www.epokhecafe.com) を一枚の画像に配置する事 * サイズは、1024px×768pxを推奨 (1、2ともにjpegかpdf形式のデータで提出) *賞金 最優秀賞/1点 5万円 佳作/3点 エポケカフェサービス券(3000円分) ※最優秀案を実際の店舗でのグラフィック案に採用し、今後の店舗印刷物のデザインに関しても発注を検討いたします。 詳細は続きをご覧下さい #
by shinichi-log
| 2010-01-13 03:02
| daily
今年もよろしくお願いします。
最近日記をきちんとつけだしたものだから、ブログの更新頻度がまた少なくなってしまうのではないかと思う年の始め。 今年も年初からいろんなことが同時多発的に発生中です。 まずは、1月24日まで京都芸術センターで開催中の「POINT展」にhanareradとして協力。それにともないアーティストの藤井さん、橋本さん、キュレーターの住友さんが今日迄滞在していました。搬入の手伝いをさせてもらったり、京都案内したり、中々刺激的なここ数日でした。 今後は、16日〜23日まで三条のradlab.で、ビデオアーティストの増本さんが「暴走実験室」という作品上映会+ゲストパフォーマンスを繰り広げる予定。RADも20日の19時半から、「Small Talk, Big Talk(ランダムに表示される過激なトピックや画像をきっかけにトークするというイベント)」の形式を借り、景観と町家というテーマを内包しながら、京都での生活を広く建築的な視点から議論しするイベントに出ます。是非お越し下さい。 そして、24日25日はQueryCruise vol.2「景観と町家の選択肢」、大庭哲治さんによるレクチャーです。詳細は、http://radlab.info/。予約受付中。 その間にも、14日からはhanareradにナダッフというイスラエル人のフィルムディレクターが訪れ、また22日からはオランダ人のファッション/ヴィジュアルアーティストのエリーザが滞在。それぞれプレゼンテーションや、リサーチを行なう予定。welcomepartyなんかも機会をみて行ないたいと思っています。こちらも興味ある方は遊びにいて下さい。 30日には、READ TANKとopenlab.を行なう予定。 2月も、QueryCruise、repの次の展開に向けたリサーチ、KITの修了制作展関係の準備など、ディレクション中のカフェも3月にはオープン予定。 なんだかすでにばったばたしてる今年前半ですが、 興味があれば協力よろしくお願いします。 #
by shinichi-log
| 2010-01-12 13:26
年忘れプレゼンテーション用のパワポづくり。
普通にやっていたら1時間は超えてしまいそうなので 1出来事、1ページでまとめることに。 それでも50枚くらいにはなりそうだから、 一枚20秒でも17分。。。 これで、みんなに少しは全体像を提示できるのだろうか? それとも単に混乱するだけだろうか。 #
by shinichi-log
| 2009-12-17 03:49
| daily
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