先週行われた東京マリアカテドラルでのインスタレーション。
自然光のもとで見るカテドラルとはまた違った荘厳な雰囲気が立ちこめていた。ミニマムなオルガンの響きと、移り行く色彩が、迫力ある空間に抑揚の効いた効果を生み出していた。光と音という移り行く素材がかぶってきても消えることなく、しっかりと受け止めうる存在感がこの建物にはあるんだと感じた。最近の抽象的で弱さをまとった建築は、現象や単存在の背後にとけ込むことは得意なのかもしれないが、そのようにしっかりと受け止めるというのとは異なっている気がする。力強さの質というものも存在する。 今度は、また昼の光の中のカテドラルを見たくなった。
by shinichi-log
| 2008-03-10 12:59
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