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岐路
なんとなく、いやはっきりと、人生の岐路に立たされています。少し大げさやけど。
何が起こるか。全く・・・。んな感じで先週コンペ終わってから、ずーーと陰な感じで、気のおもーーい最近。

まあそんな感じやけど、幾つかレヴュー。
まずは・・・

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京都近代美術館では「生誕120年 藤田嗣治展」が開催中で、おばさまがた中心に賑わっているようですが、お隣の市美術館ではひっそりとこんな面白い展覧会が開催されてます。 「京都市美術館コレクション展 第2期 線を探しに」 。昨日ぶらりと行ってきましたが、これがなかなか。日本画を中心に工芸品や、洋画、現代アートまで幅広い領域にまたがって、物体の構成要素のもっとも基本とでも言うような「線」というものの、多様な表現やあり方を探っている。かねてより、日本において「線」というものは、西欧的な2次元としてのラインでなく、幅があり個性があるというようにいろんな表現が可能であるゆたかな要素であった。その様なことが改めて実感できると同時に、つまりは、日本画の領域をもふくんだ「線」の本質はベクトル何じゃないかなと思わさせられた。つまり「向き」と「大きさ(長さ)」をもった物を「線」といえばいいんじゃないか。定義を変える、見方を変えてみることで得られる、可能性と追うものは計り知れない。そうすると、イラストレーターのすごさというか、表現力の大きさがよくわかるような気がした。好み的には竹内栖鳳という人の「雨」、木島桜谷「寒村」、伊東慶「白磁・華」がよかった。

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flo+out というアートパフォーマンスユニットのCD、DVDのセット。5月号の新建築にも取り上げられているはず。高橋匡太(関西出身の照明を使った大規模なインスタレーションなんかをしてる人)、dumb typeの作品に初期より数多く参加してることでも有名なサウンドアーティストの山中透、shin-ya b.、玉城そのみのユニット。まずパッケージがかっこいい。5年もしたらかぴかぴになりそうだけど。音はかなりいい感じ。かっこいい。
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このレポートもなかなかよい。東京のショーウインドウ特集。

松岡正剛の千夜千冊の第一期が1144話で終了したらしい。といってもすぐに第二期が始まるらしい。いやでもこの人すごいです。5年3ヶ月(1916日)で1144冊ってことは2日で一冊よりも速いペースで、しかもあんなに長くて内容の濃いコメントを書くなんて・・・。おそるべしです。


今日はゼミがあった。この前のコンペの講評。なんとなくわかってたけどいまいちでした。

にしてもどうしよーかとなにも悩みは解決せず
by shinichi-log | 2006-06-01 23:10
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