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フィリップとせせり
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昨晩はCOLLECTIVE STUDIES主催でブラジル人でUrbanouvou主宰のフィリップ・バレストラ氏の公開勉強会を開催(http://collectivenessinarchitecture.tumblr.com/post/98469462204/10-2-filipe-balestra-bringing-dreams-to)。告知も急だったこともありとても少人数ではあったが、付き添いで403の辻君も参加し、とてもリラックスした楽しい会となった。フィリップのプロジェクトでは、住民たちが暮らしの中で築いてきたインフォーマルな空間特性を維持しつつ、それをオフィシャルなものに置き換えていくための建築的実践が試みられている。それはまったく異なる力学によるものなので、不可能に近いことなのだが、その中でもプロトタイプを提示することの重要性が示されていたように思う。

その後、mediashopの斉藤さんにご案内いただき梅林さんと合流し打ち上げ。またその後辻君からのリクエストで久方ぶりのせせりに。インフォーマルな屋台というシチュエーションにフィリップもとても喜んでくれていた様子。

プレゼンテーションやその後の会話の中で印象的だったのは、プロジェクトを誰かに伝える時に誰を主体としてそのストーリーを語るのかということだ。フィリップのプレゼンで最初のスライドにはある女性の印象的なポートレートが映し出される。主体として建築家がではなく、その場所の住人や関係者が主体となってプロジェクトの経過が語られていく。これまでは行為主体として自分たちを考えていたが、誰によってプロジェクトが語られるのかを意識することで伝わり方の変化もある。そういうことも含め問題意識を共有することができたのではないかと感じている。
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by shinichi-log | 2014-10-04 01:36 | Comments(0)
アーカイブ研究会
美術工芸資料館による平芳先生のアーカイブにかんするレクチャーを拝聴する。知っているようで知らなかった美術工芸資料館のなりたちや、Museum&Archivesという名称の由来などあらためて知るよい機会になった。

本題のアーカイブの問題については、おもに美術の「価値」の変化からアーカイブの重要性が現在どのように生起しているのかという話が展開されていたようにおもわれる。それは自律的な美的価値が成立しないという状況の中で、アーカイブによって記憶の場をつくり出すこと、リソースとしてマネジメントしていくこと、文脈をつくり出していくことが求められていく。また、時代のアクチュアリティによって必要な記憶が呼び出されうることもありうる。

最後に、デュシャンのレディ・メイドでそもそも美術的価値を文脈においていたことや、グリーンボックスで制作過程のメモ等がおさめられアーカイブとしてすでに提示されているという先進性という平芳先生の専門へとひきつけた話が紹介された。
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by shinichi-log | 2014-10-02 14:36 | daily | Comments(0)



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