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京都の非京都
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京都市は面積827㎢、人口約147万の都市で、政令指定都市中、面積は広島につぎ5位、人口は7位となっている。その全てが京町屋やお寺が並ぶような観光地ではないわけで、一方で商業地や業務地区をささえる住宅地、ニュータウンが存在し、また大見や京北地区のような山間部も存在している。そして当然のことながら147何人の胃袋を満たす食料がどこかから供給されている。

その供給元は当たり前だが、市場ということになるだろう。そしてJR丹波口に位置する京都卸売り市場はその中心となる場所である。東京の市場が観光地としても人気があり、存在がしばしクローズアップされるのに対し、京都の卸売り市場の知名度は低い。以前テレビで卸売り市場で行なわれるマグロの解体イベントの宣伝をみたことがあるので、まったく閉鎖的という訳ではないのだろうが、、、。むしろ京都を代表するのは錦市場ということになるのだろう。

この卸売り市場の周辺には場外市場とでもいうべき独自の街が形成されており、全くもって非京都的な雰囲気がただよっている面白いエリアになっている。ここで知り合いがビル一棟借りてのプロジェクトを進めており先日訪問する機会があったのだけど、機会があればじっくり調べてみたいと思った。
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by shinichi-log | 2014-04-30 23:49 | Comments(0)
雨の小休止
昨晩からの雨のために当初予定されていた大見のゴミ拾い活動は一旦中止。
GWにうまれたすっぽりと抜け落ちた変な空白。
かわりに大見の今年行なう予定の水のワークショップの企画書を作成するなど。

その過程で、飲み水とはいったいどういう状態の事をさすのかがどんどん分からなくなってくる。
飲めればいいのか、それは美味しければいいのか、健康に害がなければいいのか、しかしどれくらいのスパンでの害なのか、国が定める30種類の基準を超えてしまうことはどれほど危険のなのか。

iphoneやネットによってつくりだされる大量の情報を処理する一方で、ひとつひとつの概念はますます抽象化記号化してしまっていて、その中身がどうなっているかは理解しないままコミュニケーションだけが異様に進化している。だから、飲み水というものがどういう事を意味しているのかなどだれも知らない(専門家以外は)が、それは蛇口をひねり、コンビニに行けば手に入る。人為的につくり出された第二の自然とでもいうべき社会インフラのひとつひとつの成り立ちを明らかにしていくことと、もう一個人単位で再構成可能にしていくこと。それが大見で試みたい事。

知らない事が多すぎる。知れない事も多すぎる。
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by shinichi-log | 2014-04-30 01:36 | daily | Comments(0)
敷地を構築する
建築を生み出すために重要なことが2つあるとする。
一つは言うまでもなく様々な状況や条件から方法、素材を選び出し、一つの建物を構築すること。そして、もう一つはその建物が建てられる場所を、「敷地」として構築すること。それは単に場所を選ぶということだけではなく、均質な空間の中に様々な意味を見いだすことではないか。この敷地を構築することと、そこに建築を構築することは、通常の設計活動のなかで分ちがたいものとして存在している。そんな敷地の構築という部分が異様に肥大化してしまったがゆえに生み出されたような展覧会を先日みた。
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by shinichi-log | 2014-04-15 11:39 | review | Comments(0)
大見新村3年目にむけて
この4月で大見新村プロジェクト3年目にはいる。
2年前、藤井さんにコンポストトイレの建設を依頼されたことからはじまったこの村作りのプロジェクト。単なる再生ではなく、今の価値観、技術によって可能な豊かさを育める村を生み出すことを目指している。当初5名だったメンバーは、昨年20名をこえ、そのメンバー独自の取り組みもうまれてきた。まだまだ2年前最初に訪問したときから劇的に変化があるわけではないが、、、

さて、前回のミーティングでは、今年度の活動のベースとなるワーキンググループの立ち上げをおこなった。それらが、開墾部や建築部、入村部など、村役場の部署みたいなことになってきたのはおもしろい。山部(山口と山田で山部)というのもある。おそらく今の大見のように、まずは村のフィジカルな面での再生を集中して行なう上では、役場的な明確な役割分担の形式が適しているということだろうか。

一方で、なんとなく既存の縦割り型の組織つくりになってしまっていることへの疑問も生まれている。新しい村作りのはずが旧来型の運営システムを模倣してしまっているのではないか。話し合いの中でもこうしたセクショナリズムにたいして、スキルによる領域横断的な関わり方の提案もおこなわれた。今のところ、規模も小さく、相互の連携もとりやすいので、危険性は少ないと思われるがプロジェクトの規模が大きく、目的も複数かしてくるとどうなるのか?おそらく、この運営会議のありかたは、こんごの新村の運営方法とも直結してくると思われるので寛容性をもち、持続可能な組織のありかたを模索していきたい。

村作りはなにもフィジカルな面だけではない。
コミュニティーのありかた、村人の定義など、制度の面においてもいろいろな実験が必要になってくる。事実、メンバー間で常に運営方法やメンバーの扱いについて議論がおこなわれている。個人的には村の景観や住居などフィジカルな部分への興味が大きいのは事実であるが、それらは村の運営方法を考えること抜きに成立しない。何かをつくること、その前提にはどう運営していくかという議論がかかせない。

さて、大見新村プロジェクトでは今年一緒に村作りを行なってもらえる仲間を募集しています。また昨年にひきつづき村の清掃活動なども行なう予定。気になる人は気軽に連絡してください。
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by shinichi-log | 2014-04-15 10:55 | daily | Comments(0)



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by shinichi-log
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