trace elements
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Querycruiseよろしくお願いします。

初台で開催中の「trace elements」では、日本とオーストラリアの作家による様々な写真の可能性を見る事が出来る。

久しぶりに、写真が持つ不気味さを見せてくれる展覧会だということ。なんとなくさわやかだったり、親密性だったり、超越的な視覚性だったりが特徴的な写真の展覧会が多い中で、タイトルにもあるように写真メディアが持つ「Trace/痕跡」の力を見せてくれる。

もちろん必見なのは、半ば伝説化していたdumbtypeの古橋悌二による「LOVERSー永遠の恋人達」だろう。メディアアートでありながらどこか生っぽい美しさを感じる。
アレックス・デイヴィスのように、画面の中にだけ存在する像と実際交感してしまう気味の悪さだったり、どこか予知夢のようなイメージを抱かせる志賀理江子の作品にしても、田口和奈によるこの世に存在しない人物のポートレイトも、写真というメディアが根源的に抱えている性質/問題を浮かび上がらせてくれる。

次回展は、蜷川美花。最近彼女独自の表現を自在に操って新しい表現に向かっているように感じる。今回とはまた違った写真の魅力を見る事が出来るに違いない。
それにしても、写真というただモノを写し取るだけのメディアがどうしてこんなに表現豊かなのだろうか???
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by shinichi-log | 2008-09-27 21:26 | Comments(0)
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