39度のとろけそうな日 と 二川幸夫
「39度のとろけそうな日」て歌ってる曲があるけれど、それは想像力豊かな歌詞の世界だと思ってたけど、そうでもなかったんだなと思う今日この頃。。。京都も暑い

そんな中「archiforum」に二川幸夫の講演会を聴きに大阪へ。こちらも熱かった

56まで殴り合いの喧嘩をし、いまでも12時間でもしゃべり続け、年の2/3は海外を飛び回り、120まで生きる予定の二川さん。強烈すぎでした。以外にも大阪の出身らしく、どことなく安藤忠雄に通じるものを感じる、もしくは安藤さん+竹内先生(工繊生の方なら分かると思いますが)。

講演自体は本人もおっしゃられていた通り、話題があっちに飛んだりいきなり戻ってきたりで、全体の筋はないんだけれど、強烈な言葉が次々と飛び出していました。敢てテーマがあるなら「君たちは絶対に建築家になれない」だそうです。半分説教されてる気がしました。
とはいいつつ、一生懸命言われていた事は、「どの建築が自分に取っていい建築かを発見する事」「いい建築とは何か。をはっきりさせる事」「もっと建築を見ろ。徹底的に」。自分で考える事をせずに、流行やトレンドに流されているのではなく、自分で戦って勝ち取ったものでしか駄目ということだろうか。
後は頭より体力。9回裏からすべてひっくり返せるだけの体力があるかないか。前川國男も丹下健三もコンペの前日にすべて案をひっくり返していたらしい。そのよこで二川さんは模型写真をとるためにウイスキー飲みながら待機。3日間飲み続けで撮影していた事もあるらしい。

建築家に対するほめ方も独特で、
安藤さん=勇気があるなー(住吉の長屋をみて)。
妹島さん=頭おかしいんじゃないかープランがむちゃくちゃ(再春館製薬女子寮)
だそうです。うまいかうまく無いかは問題じゃない。つまり、他人にはない「いい」の基準がはっきりしてる。

分かった事は、二川さんは、ほんとに何よりも誰よりも建築が好き。好きというかいい建築が無いと餓死すると言われてるように主食。だからないと生きてけない。それと何事も徹底的にやるということ。ラ・トゥーレットの魅力を理解するために24回訪れる人はこの人以外にいないだろう。また、若い頃に民家の写真集には12年かけているし、大学の時には、自分には知識が足りないと感じ丸一年間一日中図書館で本だけを読んでいたらしい。その徹底ぶり。後、底なしのパワー、体力。その源は常に戦っているから、そして考え続けているから。日帰りで自分で高速飛ばして関西まで建築見に来る事もあるというんだから衝撃です。

最近「建築と話ができる」と感じているらしい。。。


ちょっと口は悪いけど、すごく魅力的な建築大好き人。
GAでの辛口の批評も、建築の未来を思えばこそ。
「建築は一品製品として存在しうる唯一の存在」そんな存在に関われる事は、この時代にあってすごく幸せなことに違いないのだから。

「すべて「かも」なんだからやってみないとわからないだろう。」に勇気づけられた。
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by shinichi-log | 2008-07-27 17:47 | Lecture log | Comments(2)
Commented by psycholo at 2008-07-28 16:32 x
読んでいて二川さんに会いたくなりました笑
GAの「○と×」をいつも二川さんに笑わされながら読んでいますが、shinkitiさんのブログを読んでも笑っちゃいました。
二川さんの言葉には勇気づけられますよね。
僕も「自分にとっていい建築」という評価軸をしっかりと持たなければなと思いました。
凡コメントですみませんが、思わずコメントしちゃいました。

ARCHILIVE!!、次回は予定が合わないということで残念ですが、次々回にまたお会いできることを楽しみにしてます!
Commented by shinichi-log at 2008-07-28 17:01
ほんと勇気づけられます。
次々回のarchiliveは都合つけれるようにしたいと思ってます。
logをまた拝見させてもらいます。がんばってください
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