休日っぽく。。。
pantaloon
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天気がいいので洗濯をし布団を干す。
昼から宝塚に戻るついでに大阪によって、国立国際で「エミリー・ウングワレー展」をみる。80歳を過ぎてから油絵を書き出し、その後8年間に3000点ほどの作品を生み出したアボリジニのスピリチュアルばあちゃん。

ただの民族性の強いプリミティブアートと思ってはいけない。極めて完成度の高いアブストラクトが展開されている。

絵は、アボリジニの伝統的なボディーペインティングに端を発し、彼女の故郷の自然、生命そのものから生まれてきたように、力強く不思議な輝きを持っている。おそらくは西洋の抽象表現主義などには触れた事のないのに、不思議と具象的なモチーフは見られない。点、線、そして面に還元、むしろ自然物が現象としてとらえ直されその現象のみを取り出したような。つまりは生命のエッセンスなのかもしれない。通常白のキャンバスが黒く塗られる事で、画面におかれた豊かな色点や線は美しさを増して発光してくる。オーストリアの大地がこんなにも豊かなのかと思わせるようなドローイングたち。
彼女が祖先から引き継いできたドリーミングが、キャンバスの上で語られていく。

死ぬ2週間前にかかれた20枚ほどの絵があって、それらはそれまでの作風とは全く新しいものだった事に感動する。13日まで。


その後、中津のギャラリーPANTALOONへ。趣のある中津商店街を通ってアクセスするというプチ異世界体験と、長屋の中に現れる異空間。インテリアもとてもきれいで、古い梁の見せ方とかも上手。おっきな吹き抜けがあったり、手すりのないロフトだったり、2件が無理矢理つながってたり、、、空間的にもかなり楽しい。

行った時はちょうどレセプションパーティー+ミニイベントの時で満員だったけれど、ナカタマサヒロのつくりだす結晶の風景は非常に繊細で美しい。ここでは、自然が別の現象に置き換えられて提示されている。

中津はいい感じ。で、よさげな古本屋で美術手帳のデヴィッドリンチ特集と現代思想のハイパー都市、SVの雑誌特集を購入。
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by shinichi-log | 2008-04-05 23:49 | daily | Comments(1)
Commented by mur at 2008-04-06 22:07 x
有意義な週末やね。重要です。中津行ってみようかな
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