野暮用ついでに、銀座に行ってきた。寄り道してライカとミキモトみて、エルメスで西野達の「天井のシェリー」と、資生堂ギャラリーでロビン・ロード展にいく。 ライカは奇麗にできてますよね。予想以上に小さかったけれど。アクリルの持つ不思議な厚みが面白かった。実態の境界が曖昧になる感じがした。さらに素材でいうとブラウンのファブリックが全体のかちっとした感じを和らげている。がやはりどことなくかっちりし過ぎていて、物質感がつよい。素材感のある様とか、対比的な様子とか。残念ながら2階は、準備中で行けなかったので、またの機会に。 西野達「天井のシェリー」はかなりおもしろい。普段はエルメスの上にシンボルとして建っている騎馬像を仮設の部屋で覆ってしまい、全く別の文脈に置き換えてしまうというもの。かなりシュールな状況がつくられていました。あの華麗なエルメスの屋上に、ビニールシートと仮設足場の物体が設置されているだけでも異様。普通の人はあまり気づかないだろうけど。8月いっぱいくらいやってるはずです。おもしろいけどいろいろ考えれる作品。 ロビン・ロードのハイブレンドな、それでいて小難しくない。どちらかというと素朴な作品もかなりおすすめ。去年のヴェネチアビエンナーレで注目されたって書いてるけど、実際彼の展示室はすごい込んでたし、とても魅力的だった。かっこいいんだけど、ファンタジックでおしゃれ。想像力、それが世界を作り出す。ってかんじです。
by shinichi-log
| 2006-07-26 20:23
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