アンジェラ
昨日、ほぼ一年ぶりくらいに映画館にいった。リュックベッソン監督の最新作「アンジェラ」だ。
多くの人がそうであるように「レオン」の大ファンだった。グレート・ブルーも大好きだ。フランス映画の詩情性と、ハリウッド映画の娯楽の要素をいい具合に配合しつつ、何よりも毎回美しい風景を見させてくれる。今回は最初から注目していたわけではなく、というのも近年のプロデュースや脚本での作品(taxi,yamakashi、wasabi)は個人的には今ひとつな感が強くあったから。エンターテイメント性が強く出ててるだけで、全然感動がない。6年ぶりの新作に淡い期待を持ちながら映画館に。

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実際「アンジェラ」はすごくよかったと思う。少しファンタジーなラブストーリーなんだけど、それは単に男女の愛というものでなく、自分という存在に対する愛もある。自分に対する愛って言っても、自分さえよければいいやというエゴでない。主人公のアンドレにとって自分は、何事もうまくいかず、けして優れているとはいえない容姿の彼にとっては忌むべきものであり、受け入れがたい存在だった。彼が自らに心を開き、受け入れていくシーンは、なんともいえない感動。


アンドレとアンジェラは男と女であり、光と影、内面と外面。身長180センチで元グッチのモデル(この人リー・ラスムッセン、誕生日同じだ!!)というアンジェラと160センチ足らずのアンドレはビジュアル的な対比も実に強烈。そこに白と黒‘モノ(単一)クロームではない‘でとられたパリの風景がかさなって、本当に美しいと思った。
だけどこの映画の主題は、この対比でなく、きっとその融合だ。二人の出会いとラストが、こちらでもあちらでもない橋の上だったのだし。

「翼をもがれ、そして天使は自由をつかむ。」という感じのラストはとても意味深だなーって思わされた。それ以上にすばらしいハッピーエンド。


監督いわく「俳優と、その一瞬一瞬と、太陽の光線とカメラが最大限にいい作用をして働いたとき。それはまさに奇跡的な瞬間なんだ。そういうときこそが至福を感じるとき。」

この感覚はよくわかる。建築というかある空間において、その場を構成してるいろんな要素がピタッと完全に調和した瞬間。そこに喜びや幸福感を感じることが出来るんだとおもう。
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by shinichi-log | 2006-05-15 16:21 | daily | Comments(1)
Commented by みゆき at 2006-05-15 16:22 x
マンガ喫茶から愛を込めて♪
とってもヒマしてるんでつ。。。。。
拝見しました!
仲良くしてくださいな♪
イエーイ(∇≦d)(b≧∇) イエーイ
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