増本さんの展覧会。
増本さんの展覧会も終盤に。
すごくいい作品なだけに、あまり人が来ないのが非常に残念。
今週土曜日まであります。まだの人は是非観にいて下さい。
ぜんぜん途中からでも観れるし、全部観る必要もありません。
おもしろいので、観ちゃいますが。
場所は、radlab.河原町三条です。

僕は、増本さんの作品は、普通の人が普段の行為の中でつくりだすパフォーマンスということに焦点を当てているのかなと思っている。何か非日常の中にカタルシスが作られるのではなくて、日常の中で、そして普段の振る舞いが、非常に楽しく見えて来るという視点で取られている。この考えは、チェルフィッチュの「クーラー」なんかにも繋がる視点だと思う。普段の振る舞いの中にすでに表現が行なわれている、と。

上映中の「the world 」は、読めないレシピを渡された人の振る舞いを記録した作品。けしてそこで作られるであろうとんでも料理を観て楽しむのではなく、日常的な振る舞いがあるシチュエーションによって顕在化し記録されている。わかりそうででも絶対にわからないという状況で、料理を作る。状況に対する反応と、そこで繰り広げられるやりとり。

そういえば、「small talk big talk」でも設定が非常に重視されていた。啓蒙によってではなく状況によってというところが興味深い。
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by shinichi-log | 2010-01-21 02:11 | daily | Comments(0)
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