我が家のレジデンスプロジェクトhanareradが始動してはや2週間が経過。
タイからの5人と京都で共同生活するというとても貴重な経験をさせてもらっている。 練習が昼からなので、遅い朝食を一緒に食べ、夜遅くに帰ってきてからは、 パソコンでそれぞれメールやメッセンジャーしながらいろいろだべる。 最近日本語より英語のほうが発している言葉数は多いんじゃないだろうか。 お互いブロークンなので一向に上達はしないんだけれど。 それでも十分コミュニケーションできてるのは、文化的バックグラウンドが極めて似通っているからかもしれない。そもそも、タイのバンコクやチェンマイ出身の彼・彼女らは非常に都会的な人たちだし、デザインやアート関係の職業についてたりもするということもある。でもそれ以上に日本の漫画やドラマといったメディアがほとんどタイムラグ無く伝わっていることや、もちろん世界的な話題であればほとんど共有できていることなどが、理由として考えられる。 もちろん衣食住のオリジナルな部分は国ごとに違ってくるけれど、世代的に等しくアメリカ的なもを受容し、タイにも日本のコンビがもあるし、日本人とタイ人といっても異文化との遭遇というよりは、単なる「くせ」もしくは「好み」の違いでしかないように思える。日本人でもタイ好きの人は、タイ料理をよく食べる、辛いものが好きな人は何でもチリを入れたがるのとおなじ。もしくは、趣味が違うと好きなミュージシャンとかがまったく違うように。 だから、すごくすんなりとお互いを理解することが出来るし、もちろん、同じ漫画を知ってるだとかはきっかけでしかないけれど、理解への通路が作られているということが重要なんじゃないだろうか。 このグローバリズという状況がもたらした状況を、僕は歓迎したいと思う。 共有できることがあってこそ、それぞれの個性というものが意味を持ってくるし その個性的なものを尊重することが出来るんじゃないだろうか。 ともあれ、英会話能力の無さは、そんなことを言い訳には出来ないのだが。。。
by shinichi-log
| 2009-07-15 11:43
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